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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2016-06-30

オリンピック直近のリオデジャネイロへ

後ろ髪を引かれる思いでサンパウロを後にし、私たちが次に目指すのは今年8月にオリンピックを控えているリオデジャネイロ!!

リオデジャネイロと言えば、サンバの祭り[リオのカーニバル]が有名ですよね。

毎年2月にあるこのカーニバルは、1チーム約4000人規模のチームがいくつかあり、総勢5万5千人ほどが参加するという、世界最大のカーニバルでもあるのです。


2年前にはワールドカップも開催され、世界中から観光客が押し寄せる都市でもあります。


そんな観光地でもあるリオデジャネイロ。
物価も高いので、宿泊費の心配もありました。更に治安もサンパウロと同様、よろしくないと。。

でも、ここまで来たんだからリオがどんな街か見てみたい!!


不安な心境もありつつ、サンパウロで散々お世話になったプリスシィラに、これからリオデジャネイロに行くと行ったら、「リオに叔母が住んでるから、良かったら叔母の家紹介するわ!」と言ってくれたのです。

なんとまぁ!!!

私たちがいる前でプリスシィラは叔母のエルサに電話してくれました。


その答えは
「もちろん、ウェルカム〜!!気軽に遊びに来て!」と。


私たちは、またしてもリオデジャネイロでお言葉に甘えてブラジル人のお宅にお邪魔することになったのです。


本当に本当に運がいい。
ラッキーです。


なによりプリスシィラ、最後の最後まで私たちの面倒を見てくれて、これ以上の感謝の言葉が見つからないほどでした。


私たちはサンパウロの夜中0時15発の夜行バスで約7時間かけてリオデジャネイロへ向かいました。

リオ行きは15分おきぐらいにかなり多くのバス会社から出ていますが、私たちが乗ったのはプリスシィラがオススメのmillion1000社のバスにしました。


夜明けともに、ついにリオの町に入りました。

町の入口はものすごい渋滞。

毎朝の通勤ラッシュで、いつもなんだそうです。

そして、リオオリンピックのカウントダウンの電光掲示板を発見!!
これを見て、本当にリオに来たんだ…と胸が高まりました。


およそ40分ぐらいの渋滞を抜け、ようやく7時半頃リオのバスターミナルに到着したばかりの私たち2人を、エルサが迎えに来てくれていました!!

リオのタクシードライバーは、観光客だと分かると道を遠回りして、高く運賃を請求してくるのだそう。

その心配もしてくれたエルサは、到着時刻から約1時間も遅れた私たちを、1時間ずっとバスターミナルで到着を待ってくれていたのです。


本当にブラジル人の優しさに、頭が上がりません。

本当に治安悪いの?と思うほど…。
でも、街中では色んな被害を聞くので油断は禁物です。
ここから気を引き締めていかなければ。


街中からほど近いエルサの家に到着するやいなや、腹ペコだった私たちに朝食を用意してくれました。
エルサは慣れない英語を、google翻訳を使いながら一生懸命私たちに伝えてくれます。

彼女は、息子2人と同居している3人家族。

保険会社の仕事をしているエルサの家は、お家もとても大きく、お世話になる2泊3日間一部屋私たちの為に開けてくれました。

「私の家は、あなたの家!自由に使ってね!」と。

本当に有難い言葉でした。


朝食、昼食をおご馳走になり、一息ついた私たちは、早速リオの街を観光しに行くことに。


これまた見所の多いリオデジャネイロ。
続きはまた次回書きたいと思います!


Yoko.





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2016-06-29

ブラジルと言えばhavaianasのビーチサンダル

サンパウロ観光3日目。

今日の夜行バスで次の都市、リオデジャネイロへ向かいます。

観光最終日ということで、午前中Mitsuさんと私は地下鉄を使ってオスカー・フレイレ通りに行きました。

この通りは、高級ブティックから雑貨やさんまで、ショッピングを楽しむことができるファッションストリートです。

ブラジルの有名レインシューズブランドmelissaの直営店を発見!
あの独創的なデザイナーJEREMY SCCOT とのコラボを展開していました。ディスプレイが面白かった〜。

そしてさすがスポーツ大国のブラジル、スポーツブランドのフラッグショップも勢ぞろい!

ADIDASでは、ブラジル限定のモデルなんかもありました。


サッカー競合国でもある同国は、サッカーリーグのお店なんかもあります。

私たちが入店したお店は、ここサンパウロの名門サッカーリーグ「PALMEIRAS」のお店。
1914年に設立された、老舗チームです。
と言っても、Mitsuさんも私もそこまでサッカーが詳しくありません。
が、なんとなく入ってみました。

そしたら、Mitsuさん70レアル(約2100円)でこんなものをゲット!
水着です。

水着ですが、街着用として購入。

移動の多い私たちは、速乾性やポケットなどの機能重視。

このパンツは、背中に当たる後ろ部分にジップ付きのポケットが付いているのが魅力的。

あまり治安がよろしくない場所なんかは、お金を分散させて入れておくのにちょうど良いポケットです。

続きまして、、、

私たちが向かいましたのは。

ブラジルと言ったらここです、ここ!!
老舗ビーチサンダル「havaianas」のお店。

しかも本店がこのオスカー・フレイレ通りにあるということで、行ってみましたよ。

その規模感と言ったら、まぁびっくり!!
現在私が旅で愛用している日本から持ってきたビーチサンダルも、havaianasのもの。
手頃な値段で丈夫な上に、豊富なカラーバリエーションとシーズン限定で出るプリントものは、見ていてワクワクしちゃいます。
プリントものも、こんなにあるの??!ってぐらいにとっても豊富です。

ロンドンのリバティプリントとのコラボ発見!!
水着や、
ビーチタオル、洋服だって豊富です。
こんなにも種類が豊富なアイテムがあるなんて、日本で見たことなかったので大興奮。
更にびっくりすることに、ビーチサンダルに関しては日本で買うより半額以下の値段!!
ブラジル人は子供からお年寄りまで、ビーチに行く時はもちろん、近所履きとしても履いています。
ブラジル人に、日本だと大体2.000円〜3.000円で売ってるよと言うと、びっくりされました。

こればかりは輸入の関係で仕方ないのですが、、、。

ということで激安感覚に襲われた私たちは、旅でも頻繁に履くビーチサンダルなので、買っちゃいましたよね。
Mitsuさんは、定番TOPのオリーブグリーンと、限定リオオリンピックモデル!
定番のやつは27.47レアル(約823円)で、オリンピックモデルは55.08レアル(1.652円)。
私はストラップがホールドされて履きやすい FLASH URBANというモデル。
37.99レアル(約1.139円)。


ブラジルだけの短期旅行なら、たくさんまとめ買いしたかったぐらいでしたが、ここは我慢!実用性のある3足に厳選しました。


お昼になった頃、仕事終わったプリスシィラと合流!


私たちが今日サンパウロ最終日なので、おととい集まったメンバーが再度集まってくれたんです。
ブラジルの伝統的な料理が食べたい!の私たちのリクエストに、ブラジル料理で評判のお店で皆一緒にランチすることに。

Biao de doiceと呼ばれる料理をいただきました。

焼いた牛肉や野菜の下には、ガーリックライスのような炒飯が隠れていてボリューム満点!

お腹がはちきれそうなぐらい食べ、とっても美味しかったです。
最後の最後まで見送ってくれたプリスシィラの友達と別れ、バスの時間まで家でゆっくり過ごすことにしました。
色々と連れて行ってくれたプリスシィラに感謝の気持ちを込めて、日本から持ってきていた折り紙と、ヒッチハイク用で買っていた画用紙を使って、こんなのを作ってみました。

平和の象徴、折り鶴。

ここブラジルを始め、海外でも折り鶴は有名です。

とっても喜んでくれたプリスシィラは、早速オシャレなお部屋に飾ってくれました。
弓場農場でたまたまプリスシィラと出会い、サンパウロでは私たちを楽しませてくれて、本当に感謝です。
 

2泊3日間じゃ全く足りなかったサンパウロ。

またいつかプリスシィラや仲間たちに会いにリベンジしにきたいです。

本当に楽しかったなぁ。



Yoko.





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2016-06-28

グラフィティアートに魅了された私たち

多くのグラフィティアーティストが生まれた都市サンパウロ。

特にBatman's Alleyというエリアはグラフィティアートが集まり、
通りの壁中ぎっしりとアーティストたちが自慢の絵をウォールペイントしている場所です。

アーティストによって、雰囲気も様々。

絵を見に通るだけでも、とても楽しませてくれます。


そんなグラフィティアートが有名なサンパウロ。


サンパウロ2日目の今日は、なんとプリスシィラがグラフィティアートのアトリエへ連れて行ってくれることになったんです!!

世界的にも有名なアーティストなど、アートの交友関係も広いプリスシィラ。


私たちを、そのアーティストさんに紹介してくださるというのです!!


これは嬉しすぎるし、楽しみすぎる。


まず1軒目に訪れたのは、なんとTitiFreakさんのアトリエ!

チチさんはNIKEやCONVERSE、ADIDASなどの大企業と取り組んだり、CDジャケットや雑誌も手がけるなど、とても引っ張りだこ。

この絵のように俳句を書く台紙を繋げて墨で描いた和風のものや、色使いが鮮やかな色彩豊かなものまで様々なテイストの絵を描きます。

日系ブラジル人のチチさんは、奥さんが日本人ということもあり、日本との縁も強く、日本でも活躍されています。

東京にあるブラジル大使館の壁にもペイントもされいるんだとか!

3年前には期間限定で渋谷西武のシャッターや床も飾ったことがあるなんて、本当にすごい!!


特に私が印象的だったのは、2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市にて、国際交流基金の招きで来日し、現地の活動団体たちと復興プロジェクトを行ったことでした。


それは、被災者の方が住む味気ない仮設住宅の壁に、住民の方々と一緒に絵を描き、大きな反響を呼んだのです。

▼チチさんの動画


チチさんは、東日本大震災のことをブラジルのニュースで知り、何か自分にできないかと、もどかしい気持ちでいたそうです。

その年の冬、チチさんの思いが実行されたのです。

動画にもあるように、当初は仮設住宅にグラフィティを描くだなんて、なかなかグラフィティアートが受け入れがたい人たちも多くいたんだとか。

しかし日に日に住人たちは、仮設住宅に絵を描いているチチさんに「これ飲んで温まってね」などといたわり、いろんなものを差し入れしてくれるようになったそうです。

震災から5年。
この仮設住宅は取り壊される計画も持ち上がったそうですが、住民たちがチチさんが描いてくれた仮設住宅は、壊さないで欲しいという希望からそのまま残っているそうです。

以前ブログにも登場したプリスシィラのこのドレス。
プリスシィラがパターン、縫製を行ったドレスにチチさんがペイントしたんですって!
スペシャルな1枚。これはレセプションパーティなどに着ていくんですって。
素敵だなぁ。

アトリエには、こんなものがありました。

これは日本に行った時に見つけたという捨てられるはずだった素麺やお酒などが入っている木箱や、畳。その上にグラフィックを載せたもの。

チチさんの手にかかると、丹波Tシャツがオシャレに見えます。


何色ものスプレー缶を使いながら作り上げていくグラフィティアート。


優しく色々説明してくださったチチさん。直接お会いでき、そしていろんなお話を聞くことができて私たちは感激でした!!
帰国したら、チチさんの思いを石巻に見に行きたいな。




チチさんのアトリエを観た後は、今度は別のアトリエへ!

ここは一つの大きなビルに、各部屋ごとに分かれて多くのアーティストが制作しているというアトリエです。

私たちが訪れたのは、Atsuo NakagawaさんやRafael Hayashiさんやが所属するアトリエの部屋。

京都から6年前に単身ブラジルへ渡ってきたというアツオさんは、日本にいた時はマネキン職人さんだったそう。
当時ポルトガル語もわからない状況の中飛び込んだブラジルで、独学でポルトガル語を勉強しながら、グラフィティアート活動に専念。アパレルブランドとのコラボを中心に活躍されています。

アツオさんの絵は日本の《和》を感じさせる絵が多く、アメリカの老舗キャップブランド「NEW ERA」や、日本が誇るスポーツファッション「オニツカタイガー」とコラボも話題を呼んでいます。

アツオさんの動画▼


ハヤシさんは日系人で、流れるような曲線で描く手法が特徴的。
その独特なタッチは、とても力強くて躍動感たっぷり。今にも動き出しそうな表情をしています。

人の絵を多く描くハヤシさん。これは闘牛と戦う闘牛士の動きからヒントを得て描かれたものです。

海外でもギャラリーを展開されています。

左がハヤシさん、右がアツオさん。

ハヤシさんの動画▼


ちなみに、この絵はアツオさんとハヤシさんのコラボレーションの作品!!

異なるタッチを持つ二人のアーティストが、絶妙に融合した希少な作品です。


このアトリエには他4名ものアーティストが所属しており、私たちがお邪魔した時も、それぞれが制作活動を行っていました。

私たちが紹介してもらったチチさん、アツオさん、ハヤシさん。
こんなにも活躍されている方にお会いできて、本当に光栄です。

今日は通常のツアー観光だと行けなかったであろうアトリエ訪問へ行き、刺激をたくさんもらったサンパウロ観光となりました。

この場に連れて行ってくれたプリスシィラにも感謝。忙しい中、それぞれのアトリエにアポイントを取ってくれて案内してくれました。

私たちは、本当に人に恵まれて旅ができていることがとても嬉しいです。


Yoko.





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【mont-bell アウトドア義援隊ご協力のお願い】
今回起きた熊本地震の発生に伴い、私たちの旅のスポンサーであるmont-bellでは義援金を受付中です。皆様のご協力よろしくお願い致します。

東日本大震災の時に集まった援助金は、一人10.000円を被災地で暮らす830名の方へお見舞い金として援助された他、緊急に必要とされた物資や、燃料を購入し配布されました。
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